CDRun Ver.2.01に関して
CDRun 2.01 for Windows98/98SE/Me/2000/NT4.0
ダウンロードはこちら(604KB)
◆機能概要
◆ファイルの構成
◆各機能の説明
◆変更履歴
◆開発環境
◆配布条件
◆その他
◆機能概要
CDRunは,CD-ROMの自動再生機能をサポートするフリーソフトです.
DVD-R Generalでも動作確認をしています.
このCDRun Ver.2.00は,従来のCDRunに加え,ランチャー機能,非矩形スプラッシュ表示,アニメーション表示を加えたCD-ROM,DVD-ROM起動サポートツールです.
最近普及の始まった,DVD-R for
Generalでも,動作確認を行っています.
機能として,以下のものがあります.
・プログラム/ファイル自動起動
指定したプログラムおよび,ファイルをユーザの環境の設定で起動します.たとえば,テキストファイルをMS-Wordで開く設定にしているユーザ環境では,MS-Wordが起動,メモ帳で開く設定のユーザ環境ではメモ帳が起動します.
・スプラッシュ画像表示
CD-ROM自動再生時,0.1秒〜30秒で起動オープニング画像を表示します.機能的には,プログラム/ファイル自動起動と同じです.
・クリッカブルランチャー
表示画像上の任意の位置をクリックすると,その位置に登録されたアプリケーション/ファイルを起動します.終了メニューを含め,11メニュー登録できます.
・非矩形画像表示
クリッカブルランチャーと同じですが,画像上の「白」で塗られた領域を抜くことにより,非矩形の画像を表示します.
・アニメーション画像表示
クリッカブルランチャーと同じ機能ですが,登録された画像を裏面の画像と入れ替えます.選択メニューのハイライト表示や,簡単なアニメーションが可能です.
・Config Toolsの添付
機能拡張により,設定ファイルが複雑になったため,Configファイル生成ツールを添付しました.autorun.infも作成できます.
・AutoRun.infの出力
Configファイル作成時に,Autorun.infファイルを作成するか選択できます.
◆ファイルの構成
CDRunの圧縮ファイル内には,以下のファイルが含まれます.
CDRun.exe−−−CDRun本体
CDRunCfg.exe−−−Configファイル作成ツール
help.html−−−このファイル
また,このほかに各機能の概要をまとめたCDRsampl.lzhがあります.
◆各機能の説明
(1) プログラム/ファイル自動起動
CD-ROM自動再生で,CDRun.cfgに指定したデフォルトアプリケーションまたは,ファイルを実行します.
下記の例の場合は,利用者の環境にデフォルト設定されているブラウザ(Internet
Explorerや,Netscapeなど)を自動起動し,help.htmlを表示します.
・AutoRun.infの作成オプションは任意です.
・画像表示設定=画像表示ししない を選択します.
・デフォルト起動アプリ/ファイルへは,起動したいアプリケーションまたは,表示させたいファイルを指定します.
ファイルへのパスは,CD-ROM
Rootからを想定して記述してください.
(2) スプラッシュ画像表示
機能的には,(1)のプログラム/ファイル自動起動と同じですが,CD-ROM自動再生時,CDRun.bmpとして登録した画像を表示してから自動起動します.
CDRun.bmpはおおむね,横200dot×縦200dot以上の画像を指定してください.
・アイコンは指定しなくてもかまいません.
・Autorun.inf作成オプションの指定は任意です.
・画像表示設定=画像表示する を選択します.
・画像表示時間へ表示する秒数×1000を入力します.(入力可能範囲は,0.1秒〜30秒です)
・起動したいアプリケーションまたは,表示させたいファイルを指定します.
ファイルへのパスは,CD-ROM
Rootからを想定して記述してください.
・キャプション表示文字列は,起動時のスプラッシュ画像のタイトルバーへ表示されます.
(3) クリッカブルランチャー
CDRun.bmp内の特定の矩形座標にリンクされているアプリケーションまたは,ファイルを実行します.
上記の場合は,「EXiT」をクリックすれば,CDRunが終了,「アプリ1」をクリックすれば,「アプリ1」に登録されているアプリケーションが実行されます.
座標は,矩形の左上XY座標と,右下XY座標をCDRun.cfgにて指定します.
座標を見積もるには,PhotoShopのものさしツール,PicturePublisherの座標表示等が便利です.
・アイコンは指定しなくてもかまいません.
・Autorun.inf作成オプションの指定は任意です.
・画像表示設定=クリッカブル画像 を選択します.
・EXITへ指定した起動アプリ/ファイルは無視されます.
・選択範囲1〜10を選び,画像上の矩形領域座標を入力し,各々の領域がクリックされた際起動するアプリケーションまたは,ファイルを指定します.
・矩形領域が重なる場合は,選択範囲番号が大きい方が優先されます.(たぶん)
ファイルへのパスは,CD-ROM
Rootからを想定して記述してください.
・キャプション表示文字列は,ランチャー画像のタイトルバーへ表示されます.
・PopUp表示がある場合は,表示させる文字列を入力します.
(4) 非矩形透過色画像表示
(3)のような画像を作成し,透過色画像表示を選択すると,タイトルバーなしで,非矩形(閉空間であれば,どうのような形状でも可)かつ,クリッカブルなランチャーを表示します.
以下は,某DVD-ROMで使用したランチャー起動画面です.手とか,足をクリックすると,目的のアプリを起動するようにしました.
CDRun.bmpで指定した画像の白色を透過してしまうので,よく見ると,目の中が抜かれてしまっています.透過したくない白色がある場合は,RGBどれでもよいので1bitずらしてください.
・アイコンは指定しなくてもかまいません.
・Autorun.inf作成オプションの指定は任意です.
・画像表示設定=透過色画像表示 を選択します.
・EXITへ指定した起動アプリ/ファイルは無視されます.
・選択範囲1〜10を選び,画像上の矩形領域座標を入力し,各々の領域がクリックされた際起動するアプリケーションまたは,ファイルを指定します.
・矩形領域が重なる場合は,選択範囲番号が大きい方が優先されます.(たぶん)
ファイルへのパスは,CD-ROM
Rootからを想定して記述してください.
・キャプション表示文字列は,ランチャー画像のタイトルバーへ表示されます.
・PopUp表示がある場合は,表示させる文字列を入力します.
(5) アニメーション画像表示
同じサイズの画像を準備し,CDRun.bmpと,CDRun2.bmpとして登録します.(パレットを使用している場合は,パレットも同一にしてください)
マウスが指定された矩形領域内にある場合,その矩形領域のみをCDRun2.bmpの画像と入れ替えます.
マウス上のメニューのみを変色させたり,女の子にウインクさせたりする事ができます.
![]() |
CDRun.bmp 最初に表示される画像 |
![]() |
CDRun2.bmp 裏面の画像 指定領域内にマウスがある場合 のみこの画像の同一領域が コピーされる. |
![]() |
アプリ2の上へマウスを 移動すると,メニュー文字色 が変わる. 対象領域からはずれると, 元に戻る. |
CDRun.bmp内の特定の矩形座標にリンクされているアプリケーションまたは,ファイルを実行します.
上記の場合は,「EXiT」をクリックすれば,CDRunが終了,「アプリ1」をクリックすれば,「アプリ1」に登録されているアプリケーションが実行されます.
座標は,矩形の左上XY座標と,右下XY座標をCDRun.cfgにて指定します.
座標を見積もるには,PhotoShopのものさしツール,PicturePublisherの座標表示等が便利です.
・アイコンは指定しなくてもかまいません.
・Autorun.inf作成オプションの指定は任意です.
・画像表示設定=MouseOnMove画像切替 を選択します.
・EXITへ指定した起動アプリ/ファイルは無視されます.
・選択範囲1〜10を選び,画像上の矩形領域座標を入力し,各々の領域がクリックされた際起動するアプリケーションまたは,ファイルを指定します.
・矩形領域が重なる場合は,選択範囲番号が大きい方が優先されます.(たぶん)
ファイルへのパスは,CD-ROM
Rootからを想定して記述してください.
・キャプション表示文字列は,ランチャー画像のタイトルバーへ表示されます.
・PopUp表示がある場合は,表示させる文字列を入力します.
◆変更履歴
Ver.2.01(29-Aug.2001)
CDRun.bmp,CDRun2.bmpが存在しなかった場合のfail-safe対応.
Ver.2.00(27-Aug.2001)
Renewal,大幅機能追加(クリッカブル,ランチャー,透過色,アニメーション...)
Config Editorを標準添付
Ver.1.00(1-May.2001)
新規作成
◆開発環境
(1) ThinkPad 240Z(Win98SE,MEM:192MB),C++ Builder
Pro.Ver.5.0,PhotoShop 5.5,FrontPage2000
(2) MateNX MA350D(Win98,MEM:128MB)
(3)
自作(Win2000Pro,P3-733,i820,512MB,Ultra160,G400Max)>動作確認用
(4) SONY VAIO RX52(WinMe,MEM:512MB)>動作確認用
(5)
自作(WinNT4.0WS,P2-400,440BX,UltraWide,G200)>動作確認用
◆配布条件
(1) CD-ROM,CD-R,DVD-ROM,DVD-R等の自動起動ランチャーとして使用する場合.
CDRun.exe単体のみ配布してかまいません.(もちろんCDRun.cfgは必須ですが...)
(2) 雑誌等の付属CD-ROMへ収録する場合
作者へmailください.(基本的に拒否しません)
CDRun.exe,CDRun.cfg(サンプル),CDRunCfg.exe,cdrun.htmlを必ずセットで配布ください.
(3) おねがい
Ver.1.00は作者が想像もしない使い方をされる方もおり,びっくりしました.
今後の参考のためにも,どのような使われ方をしたかご一報くだされば幸いです.
◆その他
このCDRunおよび,CDRunCfgはフリーソフトです.
CDRunおよび,CDRunCfgを使用して発生したいかなる障害,損害にも作者はなんら責任を持ちません.
CDRun,CDRunCfgはフリーソフトですが,すべての権利は,作者(I杣異)に帰属するものとします.
バグレポート,改造要望等は,作者(I杣異)までお願いします.
最新のサポート情報は,MAT2のHPへ